メディカルアロマテラピーの定義はあいまいで協会によってさまざまです。
リラクゼーション目的で精油を用いることがアロマテラピーで、精油に含まれている数百種類の香り成分の薬理作用を治療に役立てるのがメディカルアロマテラピー。
イギリス式がアロマテラピー、フランス式がメディカルアロマテラピー。
植物の香りは脳へ直接働きかけ脳を刺激して、気持ちを落ち着かせたり、気分を高揚させたりして感情に働きかけたり、自律神経やホルモンを分泌する内分泌系や免疫機能にも働きかけます。1本の精油には数百種類の香りの成分が含まれていて、その成分にはさまざまな作用(鎮痛作用や抗菌作用、抗ウィルス作用など)があります。
フランスやベルギーなどでは、植物の香りを楽しむだけではなく、これらの香り成分の作用を利用して、医療現場などで病気の予防や不調の改善に活用されてきました。
精油は日本では薬として認可されていないので、他人に対して治療目的で利用することはできませんが、自己責任のもと身体の不調や病気の予防などに役立てたり、人が備えている本来の自然治癒力を高めることにご活用頂けたらうれしいです。